2005年02月17日

家庭用PCでスーパーコンピュータ並みの性能を

NTTデータは2月16日、一般家庭PCのCPUやメモリなどの資源をインターネットで接続・統合し仮想的なスーパーコンピュータとして利用して、大学や企業に演算能力を提供する分散コンピューティングプロジェクト「cell computing」において、新たな大規模研究プロジェクトを開始したと発表した。(ITmediaの記事による)
これは「グリッドコンピューティング」という技術ですね。将来のネットワークの分野において、主流になる可能性のある技術であると言えます。


簡単に説明しますと、ネットワークに繋がっているたくさんのPCで、特定のアプリケーションをスーパーコンピュータ並みの性能で処理させることができるというものです。「チりも積もれば山となる」といった例えが適切でしょうか。こういったネットワークを介し共有するものといえば、WinMXやWinnyのようなP2Pソフトが有名ですが、WinMXやWinnyはファイルの共有が目的であるのに対し、グリッドコンピューティングはCPUやメモリの共有が目的であります。

今回のNTTデータが始めたプロジェクトは下記の2つ。

●自然免疫遺伝子領域法則性解明プロジェクト BOLERO+
●ヒトゲノム染色体間法則性解明プロジェクト CHRONOS

どちらも、ヒトゲノムの解析に関するプロジェクトですが、単体の家庭用PCでは処理が完了するまでに途方もない時間を費やすような処理になりますね。グリッドコンピューティングであれば、そういった解析も短期間で処理することができるのです。
最先端のネットワーク技術の未来を体験してみたい方は、この壮大なプロジェクトに参加されてみてはいかがでしょうか。

ITmedia

cell computing

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